純粋でまっすぐな愛
私が
愛を語る日が来るなんて
思ってもみなかった
最も自分には縁がなく
最も自分にはないと思っていた世界
愛する情熱も
愛される喜びも
私は、何ひとつ知らなかった
日常にも愛はそこかしこに溢れてるけど
私がほしいのは、そういう愛じゃなかったんだね
何を持っているかとか
何を与えてくれるかとか
そんなことはどうでもよくて
ただただ、その存在が愛おしく
胸がえぐられるように痛くなって
想うだけで身体が熱くなる
この想いだけで、この先
生きていけるって思うほどの強い愛
そこには、どんな概念も存在しなくて
ただただ純粋でまっすぐな愛でした
不器用なので
一度に何人もの人は愛せない
駆け引きをすることも
自分に嘘をつくことも出来なくて
たくさんの人を傷つけることになっても
すべてを失うことになっても
この想いに正直でいることを選びました
私はそんな私も
愛おしくてたまらないのです